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自動車の社会的費用 (岩波新書 青版 B-47) 新書 – 1974/6/20
宇沢 弘文
(著)
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自動車は現代機械文明の輝ける象徴である。しかし、自動車による公害の発生から、また市民の安全な歩行を守るシビル・ミニマムの立場から、その無制限な増大に対する批判が生じてきた。市民の基本的権利獲得を目指す立場から、自動車の社会的費用を具体的に算出し、その内部化の方途をさぐり、あるべき都市交通の姿を示唆する。
- 本の長さ180ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日1974/6/20
- 寸法10.5 x 0.8 x 14.8 cm
- ISBN-104004110475
- ISBN-13978-4004110477
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年12月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
半世紀近く前に書かれた本だが、訴求されているポイントは今でも十分に有効だと思います。
2023年6月27日に日本でレビュー済み
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歩道橋に対する違和感、明確に説明されていました。それを高度経済成長期に。現在なお、変わっていないと思えます。切口がすごい。
2018年9月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本に書かれていることを,もう少し発展し,そして著者が長生きをしていればノーベル経済学賞に値するように思います.
経産省,国土交通省,環境省の官僚の方々にとって必読の書ではないだろうか.国民の税金で造った道路の上を,製造・販売した製品を走らせて毎年1兆円規模の利益を出されている自動車会社の経営者の皆さんも同様です.本書を胸に当ててみんなで考えましょう.
経産省,国土交通省,環境省の官僚の方々にとって必読の書ではないだろうか.国民の税金で造った道路の上を,製造・販売した製品を走らせて毎年1兆円規模の利益を出されている自動車会社の経営者の皆さんも同様です.本書を胸に当ててみんなで考えましょう.
2022年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
名著ということで読んでみたが、初版当時はいざ知らず、現代では特に驚くほどの事もないといった印象です。
2014年11月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1974年に本著が出版されたことを思うと安保闘争も学生運動も終焉をむかえベトナム戦争も集結へと歩みはじめた時代状況と一致することになる。日本は高度経済成長とともに自動車産業だけでなく他の基幹産業も飛躍的な発展を遂げ、経済立国としての不動の地位を確立したかにみえた。だが、公害問題、環境破壊、都市問題、インフレーションという抜き差しならない問題に直面することになった。
そして、2011年3.11福島第一原子力発電所の事故はエネルギー問題だけでなく日本経済の根幹にかかわる象徴的な出来事となった。そういう時代の流れを背景にして、市民の基本的権利獲得をめざす立場から自動車の社会的費用を具体的に算出し、費用の内部化の方途をさぐる視点をもつ本著が出版されたことを驚きとともに称賛したいと思う。
つまり、本著は高度経済成長の只中で徹底した効率化・機械化の流れとともに、工業国として大きく舵を切ったこの国の政治的・経済的政策に対してあきらかに急ブレーキをかけるきわめて真っ当な著作であるからだ。それも高名な経済学者の著作とあればなおさらであろう。政財界の視点からみればおそらくヘンなことを云う人がいるものだと無視するか大いに煙たい存在だったに違いない。だが、その論旨はきわめて健全、理路整然としていて説得力がある。ぼくはそう思う。
本著では近代経済学の理論的支柱を新古典派の経済理論と位置づけ、自動車の社会的費用という問題を考えるとき二つの問題点があることを指摘する。つまり、新古典派は厳密に純粋な意味における分権的市場経済制度にのみ適用され、道路という社会的な資源についてはその役割を十分解明しえない理論的フレームワークをもつということ。さらに新古典派理論は人間を単に労働を提供する生産要素として捉える面が強調され、社会的・文化的・歴史的な存在であるという面が捨象されるという。したがって、自動車通行によって基本的生活が侵害され市民的自由が収奪されるという自動車の社会的費用のもっとも重要な側面に光を当てることができない、としている。
そして、自動車の社会的費用ということについて徹底分析し、人々が安全に生活する権利すなわち人権擁護という立場から社会的共通資本という概念について考察する。社会的共通資本とは便宜的に自然資源(大気、河川、土壌など)と社会資本(道路、橋、港湾など)の二種類をあげることができるが、このカテゴリーに入れることができない制度資本(司法、行政制度、管理通貨制度、金融制度など)や教育・文化、国土の保全や農業のあり方にまで及ぶ人々の生活環境を考える重要な視点(キーワード)であることを強調している。このような哲学的視野をもった経済学者が存在することを誇りに思う。
日本における自動車の普及は戦後の高度経済成長のプロセスを端的にあらわし、日本の復興を象徴的に反映するものではあるが生活環境や人間の尊厳(人権)を侵害してまで優先されていいものか、と考える。論旨はきわめて明解、著者は人権という人々の基本的権利獲得をふまえて経済理論を考える立場をつらぬいている。
このことはおそらく福田徳三の厚生経済学や原田正純の水俣学にも間違いなくリンクすることだろう。それ故に、グローバリズムという市場原理の病にとりつかれた人々の特効薬としても必見の一冊と云っていい。
そして、2011年3.11福島第一原子力発電所の事故はエネルギー問題だけでなく日本経済の根幹にかかわる象徴的な出来事となった。そういう時代の流れを背景にして、市民の基本的権利獲得をめざす立場から自動車の社会的費用を具体的に算出し、費用の内部化の方途をさぐる視点をもつ本著が出版されたことを驚きとともに称賛したいと思う。
つまり、本著は高度経済成長の只中で徹底した効率化・機械化の流れとともに、工業国として大きく舵を切ったこの国の政治的・経済的政策に対してあきらかに急ブレーキをかけるきわめて真っ当な著作であるからだ。それも高名な経済学者の著作とあればなおさらであろう。政財界の視点からみればおそらくヘンなことを云う人がいるものだと無視するか大いに煙たい存在だったに違いない。だが、その論旨はきわめて健全、理路整然としていて説得力がある。ぼくはそう思う。
本著では近代経済学の理論的支柱を新古典派の経済理論と位置づけ、自動車の社会的費用という問題を考えるとき二つの問題点があることを指摘する。つまり、新古典派は厳密に純粋な意味における分権的市場経済制度にのみ適用され、道路という社会的な資源についてはその役割を十分解明しえない理論的フレームワークをもつということ。さらに新古典派理論は人間を単に労働を提供する生産要素として捉える面が強調され、社会的・文化的・歴史的な存在であるという面が捨象されるという。したがって、自動車通行によって基本的生活が侵害され市民的自由が収奪されるという自動車の社会的費用のもっとも重要な側面に光を当てることができない、としている。
そして、自動車の社会的費用ということについて徹底分析し、人々が安全に生活する権利すなわち人権擁護という立場から社会的共通資本という概念について考察する。社会的共通資本とは便宜的に自然資源(大気、河川、土壌など)と社会資本(道路、橋、港湾など)の二種類をあげることができるが、このカテゴリーに入れることができない制度資本(司法、行政制度、管理通貨制度、金融制度など)や教育・文化、国土の保全や農業のあり方にまで及ぶ人々の生活環境を考える重要な視点(キーワード)であることを強調している。このような哲学的視野をもった経済学者が存在することを誇りに思う。
日本における自動車の普及は戦後の高度経済成長のプロセスを端的にあらわし、日本の復興を象徴的に反映するものではあるが生活環境や人間の尊厳(人権)を侵害してまで優先されていいものか、と考える。論旨はきわめて明解、著者は人権という人々の基本的権利獲得をふまえて経済理論を考える立場をつらぬいている。
このことはおそらく福田徳三の厚生経済学や原田正純の水俣学にも間違いなくリンクすることだろう。それ故に、グローバリズムという市場原理の病にとりつかれた人々の特効薬としても必見の一冊と云っていい。
2016年7月18日に日本でレビュー済み
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日本の戦後のモーターリゼーションがなにをもたらしたか、書いてあります。色々警告がかいてある。目に留まって覚えているのは、「ピント」という自動車の欠陥で死亡事故が起きたときの考え方。人の命を金額換算して、自社が販売する自動車の構造改修より安いから、欠陥放置・・・っておいおい 考えさせられます。
2022年6月4日に日本でレビュー済み
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気に入らない点は有りません。還暦近い輩でも、成る程と…。
2014年12月29日に日本でレビュー済み
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私が子供の頃、道路は遊び場だった。自動車がそこを占領した小学生のとき、こう思った。「電車を走らせるには鉄道が必要だ。それなのに、自動車道を造らなくて、僕らの遊び場に自動車を走らせるのか」。今や駐車場は寺や神社の境内までも占領している。殺傷の場と化した生活道路を歩かなければならない私たち。こんな社会はとても幸せとは言えない。著書にはこのような矛盾をあますことなく書かれている。もっと早く読んでおきたかった。